あいさつ

東洋医学は望診・聞診・問診・切診の四診により、そこから得られる病歴・病状・形色・脈象などの情報を総合的に判断し診断する 四診合参を行います。中でも問診からの情報を非常に重要視し、東洋医学的視点から、様々な不調を把握し、その結果として 体内でどのようなことが起こり、今の状態に至ったのか（病機）を理解することを重要とします。このような伝統的な診断により選経や選穴（必要とする経絡やツボ）を導き出します。 これは漢方医や鍼灸師だけに止まらず、身体に触れるセラピストも行うことができます。 一人でも多くのセラピストがこの東洋医学的診断法を習得することで、これからの時代に最も必要とされる国民の健康に寄与できると確信しております。 当機関の研修制度では、これらノウハウも、 しっかり学ぶことができます。 これは他ではなかなか学ぶことができない当機関の強みです。

千葉大学大学院医学研究院 和漢診療学　医学博士 森田智

---

---